「いつかは自分たちの理想を詰め込んだ注文住宅を建てたい!」そう考えたとき、誰もが最初にぶつかるのが「いったい総額でいくらかかるの?」という、大きくて漠然としたお金の不安ではないでしょうか。
夢のマイホーム計画。その第一歩を踏み出すために、まずは現実的な費用感を掴むことが何よりも大切です。
結論からお伝えすると、土地の購入から始める注文住宅の全国平均費用は4,694万円です。
「思ったより高い…」「自分たちには無理かも…」と感じた方もいるかもしれません。しかし、どうかご安心ください。この数字はあくまで平均であり、すべてではありません。本当に大切なのは、この総額が「何に」「どれくらい」使われるのかという内訳を正しく理解し、あなた自身の年収やライフプランに合った、無理のない資金計画を立てることです。
この記事では、家づくりのお金のプロが、土地込み注文住宅の費用に関するあらゆる疑問に答えます。
- リアルな費用相場と予算の内訳
- 【写真で見る】予算3,000万円台から建てられる家の実例
- あなたの年収ならいくら借りられる?無理のないローン計画
- 知っているだけで数百万円変わる!費用を賢く抑える7つのコツ
- 先輩たちが経験した「後悔しないための注意点」
この記事を最後まで読み終える頃には、あなたの頭の中にあるお金の不安は「自分たちにもできるかも!」という具体的な希望へと変わっているはずです。さあ、一緒に理想の家づくりへの扉を開きましょう。
注文住宅の費用、土地込み総額はいくら?【全国・地域別相場】
家づくりの予算を考える上で、まず知っておきたいのが世間一般の相場です。自分たちの計画が平均と比べてどうなのか、客観的な物差しを持つことで、冷静な判断がしやすくなります。
まずは結論!全国平均は4,694万円、首都圏は5,405万円
住宅金融支援機構が毎年発表している信頼性の高いデータ「2022年度 フラット35利用者調査」によると、土地付き注文住宅の費用は以下のようになっています。
地域 | 平均所要資金(総額) | 土地取得費 | 建設費 |
---|---|---|---|
全国 | 4,694.1万円 | 1,499.7万円 | 3,194.4万円 |
首都圏 | 5,405.5万円 | 2,207.2万円 | 3,198.3万円 |
近畿圏 | 4,821.5万円 | 1,732.6万円 | 3,088.9万円 |
東海圏 | 4,468.9万円 | 1,353.4万円 | 3,115.5万円 |
※小数点第二位を四捨五入 ※出典:住宅金融支援機構「2022年度 フラット35利用者調査」 |
表を見ると、全国平均が約4,700万円であるのに対し、地価の高い首都圏では約5,400万円と、700万円以上も高額になっていることがわかります。これは主に「土地取得費」の差によるものです。あなたの建てたいエリアがどの地域に当てはまるか、まずは大まかな相場観を掴みましょう。
費用の内訳は「①土地代」「②建築費」「③諸費用」の3つ
「総額4,700万円」という数字は、大きく分けて3つの費用から成り立っています。この内訳を理解することが、予算計画の基本です。
① 土地取得費
土地そのものの価格に加え、不動産会社に支払う仲介手数料や、登記費用、税金などが含まれます。
② 建築費
家を建てるための費用です。建物の基礎や構造、内外装などを作る「本体工事費」と、屋外の給排水工事や駐車場、庭の工事などを行う「付帯工事費(別途工事費)」に分かれます。
③ 諸費用
住宅ローンを組むための手数料や保証料、火災保険料、引っ越し代など、土地代や建築費以外にかかるお金の総称です。見落としがちですが、まとまった金額が必要になります。
予算計画の鍵!土地と建物の黄金バランスは「3:7」
総予算のうち、土地と建物にどれくらいの比率で予算を配分すれば良いのでしょうか。多くの専門家が推奨する、覚えておきたい黄金バランスがあります。
それは「土地代:建物代 = 3:7」(または4:6)という比率です。
例えば、総予算が4,000万円の場合、この比率に当てはめてみると…
- 土地代(3割):1,200万円
- 建物代(7割):2,800万円
となります。もちろん、地価の高い都心部では土地の割合が上がりますし、逆に土地の安い郊外では建物の割合を上げることができます。しかし、この「3:7」という比率を一つの基準として持っておくことで、土地探しと建物計画のバランスが取りやすくなり、予算オーバーのリスクを格段に減らすことができます。
見落とし厳禁!「諸費用」は物件価格の10%前後かかる
家づくりで最も見落としやすく、後から「こんなはずでは…」となりがちなのが「諸費用」です。土地や建物の価格ばかりに目が行きがちですが、諸費用は決して無視できない金額になります。
目安として、諸費用は「土地代と建築費を合わせた金額」の10%前後かかると考えておきましょう。
仮に土地と建物で4,000万円の計画なら、約400万円の諸費用が別途必要になる計算です。この費用をあらかじめ予算に組み込んでおかないと、最終的に数百万円の予算オーバーに繋がりかねません。必ず忘れないようにしてください。
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【予算別】土地込みで建てられる注文住宅シミュレーション
「自分たちの予算では、いったいどんな家が建つのだろう?」
ここからは、総予算別に建てられる家の具体的なイメージを、内訳例と写真付きでご紹介します。あなたの予算と照らし合わせながら、理想のマイホームを想像してみてください。
【土地込み3,000万円台】で建てるなら?(内訳例:土地1,200万円+建物2,300万円)
建てられる家のイメージ
延床面積25〜30坪程度の、コンパクトながらも機能性を追求した住まい。建物の形状は凹凸の少ないシンプルな箱型(総二階)にすることでコストを抑え、内装や設備の一部にこだわりを反映させることが可能です。
エリア
地価が比較的落ち着いている郊外や地方都市が中心となります。駅からの距離や土地の形状など、条件を少し緩和することで、希望のエリアでも土地が見つかる可能性があります。
ポイント
限られた予算を最大限に活かすため、「リビングはお金をかけるけど、子供部屋はシンプルに」「キッチンはこだわるけど、お風呂は標準仕様に」といった、仕様や設備のグレードにメリハリをつけることが成功の鍵です。
(ここにシンプルモダンな外観や、工夫の凝らされた内装の実例写真を挿入)
【土地込み4,000万円台】で建てるなら?(内訳例:土地1,500万円+建物2,900万円)
建てられる家のイメージ
延床面積30〜35坪程度の、家族4人がゆったりと暮らせる広さを確保できます。設計の自由度も高まり、吹き抜けや広いパントリー、ワークスペースといった人気の間取りも導入しやすくなります。
エリア
都市部近郊や、地方都市の利便性の良いエリアでも土地の選択肢が広がります。
ポイント
全国平均に最も近い、ボリュームゾーンの価格帯です。予算に少し余裕が生まれるため、断熱性や耐震性といった住宅性能の向上や、デザイン性の高い外壁材などを選ぶことも可能になります。
(ここにデザイン性の高い外観や、吹き抜けのあるリビングなどの実例写真を挿入)
【土地込み5,000万円以上】で建てるなら?(内訳例:土地2,000万円+建物3,500万円)
建てられる家のイメージ
延床面積35坪以上の、デザイン性・機能性ともに優れた広々とした住まい。素材やディテールにこだわったフルオーダーに近い家づくりや、二世帯住宅、全館空調などの高性能な設備も十分に視野に入ります。
エリア
利便性の高い都市部や、人気の住宅地でも土地探しが可能です。
ポイント
多くの理想を追求できる価格帯ですが、要望をすべて盛り込もうとすると、あっという間に予算が膨らんでしまいます。「家づくりで最も叶えたいことは何か」という優先順位を家族でしっかり話し合い、計画的に進めることが重要です。
(ここに高級感のある外観や、こだわりのキッチン、広い庭などの実例写真を挿入)
人気の「平屋」を土地込みで建てる場合の費用と注意点
ワンフロアで生活が完結する「平屋」は、近年非常に人気が高まっています。平屋は階段がない分、生活動線がシンプルで老後も安心ですが、注意点もあります。
同じ延床面積の2階建てと比べ、基礎と屋根の面積が大きくなるため、坪単価が割高になる傾向があります。また、すべての部屋を1階に配置するため、2階建てよりも広い土地が必要になります。
土地代と建築費のバランスをよりシビアに考える必要がありますが、3,000万円台からでも工夫次第で実現は可能です。
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年収から考える無理のない資金計画【住宅ローン完全ガイド】
家づくりは、建てる時だけでなく、建てた後の暮らしまで見据えることが大切です。ここでは、あなたの年収から考える、無理のない住宅ローン計画の立て方を解説します。
借入額は「年収の7倍」が目安!年収別シミュレーション
住宅ローンの借入額を考える上で、一つの分かりやすい指標が「年収倍率」です。これは、住宅の購入価格が年収の何倍かを示すもので、金融機関の審査でも参考にされます。
一般的に、無理なく返済できる借入額は「年収の7倍前後」が目安と言われています。実際に先ほどのフラット35の調査でも、土地付き注文住宅購入者の平均年収倍率は全国で7.7倍となっており、この数字は現実的なラインと言えるでしょう。
下の表で、あなたの年収だとどれくらいの借入額が目安になるか、またその場合の月々の返済額はいくらになるかを確認してみましょう。
世帯年収 | 借入額の目安(年収×7倍) | 月々の返済額(目安) |
---|---|---|
400万円 | 2,800万円 | 約8.2万円 |
500万円 | 3,500万円 | 約10.3万円 |
600万円 | 4,200万円 | 約12.3万円 |
700万円 | 4,900万円 | 約14.4万円 |
800万円 | 5,600万円 | 約16.5万円 |
※金利1.5%、35年元利均等返済、ボーナス払いなしで計算 |
この表はあくまで目安です。実際には、他のローンの有無や家族構成によって借りられる額は変わります。しかし、この「年収の7倍」という基準を知っておくだけで、自分たちの身の丈に合った予算計画が立てやすくなります。
頭金はいくら必要?「頭金なし」でも家は建てられる?
かつては「頭金は物件価格の2割」と言われていましたが、低金利が続く現在では、頭金なし(フルローン)で家を建てる人も珍しくありません。
- 頭金ありのメリット: 借入額が減り、月々の返済が楽になる。ローンの審査に通りやすくなる。
- 頭金なしのメリット: 手元の現金を残せるため、急な出費に対応できる。早く家づくりを始められる。
どちらが良いかは、あなたの貯蓄額やライフプランによります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ファイナンシャルプランナーなどに相談しながら、自分に合った方法を選びましょう。
土地付き注文住宅特有の「つなぎ融資」を知っておこう
住宅ローンは、家が完成し、引き渡されるタイミングで融資が実行されるのが一般的です。しかし、土地を先に購入して注文住宅を建てる場合、以下のタイミングでお金が必要になります。
- 土地の購入時
- 建物の着工時
- 建物の建方(上棟)時
住宅ローンが実行される前にこれらの支払いを済ませるため、一時的に利用するのが「つなぎ融資」というローンです。つなぎ融資は、住宅ローンとは別に利息や手数料がかかります。
この存在を知らずに資金計画を立てると、後で慌てることになります。土地から家を建てる場合は、このような特有のローンがあることを覚えておき、早めにハウスメーカーや金融機関に相談しましょう。
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予算オーバーを防ぐ!土地込み注文住宅の費用を安く抑える7つのコツ
少しの工夫で、注文住宅の費用は数百万円単位で変わることもあります。ここでは、デザイン性や快適性を損なわずに、賢くコストを抑えるための具体的なテクニックを7つご紹介します。
【土地】エリアを少し広げる、整形地にこだわらない
希望の駅から一駅ずらす、土地の形がきれいな四角形(整形地)にこだわりすぎない、といった少しの妥協で、土地の価格を大きく下げられる可能性があります。
【建物形状】凹凸の少ない「総二階」にする
1階と2階がほぼ同じ形で、凹凸の少ないシンプルな箱型の家(総二階)は、外壁の面積や工事に必要な足場が少なくなるため、コストを抑える基本テクニックです。
【屋根】シンプルな「切妻屋根」や「片流れ屋根」を選ぶ
複雑な形状の屋根は、材料費も工事の手間もかかります。絵本に出てくるような三角形の「切妻屋根」や、一枚の板のような「片流れ屋根」は、コストパフォーマンスに優れています。
【間取り】部屋数を減らし、廊下をなくす
部屋数をむやみに増やすと、その分、壁やドアの費用がかさみます。また、廊下を極力なくすことで、床面積を有効に使いつつ、コストダウンに繋がります。
【水回り】キッチン・風呂・トイレを1階に集中させる
水回りの設備を1階と2階に分散させると、給排水管の工事が複雑になり、費用が上がります。できるだけ一箇所にまとめるのがコストダウンの鉄則です。
【設備・仕様】グレードにメリハリをつける
すべての設備を最高グレードにする必要はありません。「リビングの床材は無垢材にしたいけど、寝室は標準のフローリングでOK」のように、こだわりたい場所と、そうでない場所でメリハリをつけましょう。
【業者選び】必ず3社以上の相見積もりを取る!
これが最も重要かもしれません。同じようなプランでも、建築会社によって見積もり金額は数百万円違うこともあります。必ず複数の会社から見積もりを取り、価格と内容をじっくり比較検討しましょう。
後悔しないために!土地探しから始める家づりの流れと注意点
お金の計画が見えてきたら、次はいよいよ実際の行動です。ここでは、家づくりで失敗しないための正しい進め方と、先輩たちのリアルな後悔ポイントをご紹介します。
土地探しと会社選びは「同時並行」が鉄則!その理由とは?
家づくり初心者の方が陥りがちな失敗が、「まずは土地を見つけてから、ゆっくり建築会社を探そう」と考えてしまうことです。これは非常に危険です。
なぜなら、土地によっては、法律上の規制であなたの建てたい家が建てられない可能性があるからです。「理想の土地を見つけたのに、希望の間取りが入らない…」「日当たりが良いと思ったのに、隣に高い建物が建つ予定だった…」といった事態になりかねません。
逆に、建築会社を先に決めてしまうと、その会社が紹介してくれる土地の中からしか選べず、選択肢が狭まってしまうこともあります。
成功の秘訣は、土地探しと建築会社探しを「同時進行」し、土地のプロ(不動産会社)と建物のプロ(建築会社)の両方からアドバイスをもらいながら、総合的に判断することです。
相談から引き渡しまでの7ステップ
家づくりは、相談を始めてから実際に住み始めるまで、1年〜1年半ほどかかる長い道のりです。全体像を把握しておきましょう。
- 予算決め・情報収集:この記事で解説した方法で、大まかな予算を立てます。
- 土地探し&会社探し:同時並行で進め、良きパートナーを見つけます。
- プラン作成・見積もり:複数の会社に希望を伝え、具体的なプランと見積もりを比較します。
- 工事請負契約・ローン本審査:建築会社を1社に絞り契約。住宅ローンの本審査もこの段階です。
- 着工:いよいよ家の工事が始まります。
- 完成・内覧会:完成した家をチェックし、不具合がないか確認します。
- 引渡し・入居:残代金の決済と鍵の受け渡しを行い、夢のマイホーム生活がスタートします。
先輩たちの失敗談!注文住宅のよくある後悔ポイントTOP5
最後に、実際に家を建てた先輩たちが「こうすればよかった…」と後悔しているポイントをご紹介します。同じ失敗を繰り返さないよう、ぜひ参考にしてください。
コンセントの位置と数
「掃除機をかけたい場所にコンセントがない」「せっかく付けたのに、家具を置いたら隠れてしまった」という声は後を絶ちません。どこにどんな家具や家電を置くか、具体的にシミュレーションすることが重要です。
収納の広さと場所
「収納はたくさん作ったはずなのに、奥行きがなくて使いにくい」「玄関にコートを掛ける場所を作ればよかった」など。単なる量だけでなく、生活動線に合った「場所」と「質」が大切です。
窓の大きさ・位置
「大きな窓は開放的で良いと思ったけど、夏は暑すぎてカーテンを開けられない」「隣の家の窓とこんにちはしてしまい、気まずい」など。日当たりだけでなく、プライバシーや断熱性も考慮して計画しましょう。
間取り
「リビング階段にしたら、冬は2階から冷たい空気が下りてきて寒い」「寝室の真上にトイレを作ったら、夜中の排水音が気になって眠れない」など。デザイン性だけでなく、実際の暮らしやすさや音の問題も重要です。
外構(庭・駐車場)の予算を削りすぎた
建物の予算が膨らみ、最後に削られがちなのが外構費です。しかし、「駐車場が狭くて車を停めにくい」「庭が手付かずで、結局後から高い工事費がかかった」という後悔も多数。最初からしっかり予算を確保しておきましょう。
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土地付き注文住宅 よくある質問(Q&A)
ここでは、土地込みの注文住宅を検討している方からよく寄せられる質問にお答えします。
Q1. 土地探しとハウスメーカー探し、本当に同時に進めるべき?
A1. はい、強くお勧めします。理由は2つあります。①土地を先に決めると、法規制などで「希望の家が建てられない」リスクがあること。②建築会社を先に決めると、その会社が扱う土地に選択肢が縛られてしまう可能性があること。建物のプロと土地のプロ、両方の視点から最適な組み合わせを探すことが、後悔しないための最善策です。
Q2. 土地代込み3,000万円で家を建てるのは現実的ですか?
A2. はい、十分に現実的です。ただし、土地と建物の予算配分が重要になります。例えば、「土地代800万円+建物代2,200万円」のような計画が考えられます。そのためには、地価が比較的安い郊外のエリアを選んだり、建物の形状をシンプルにするなどの工夫が必要です。コストをかける部分と抑える部分のメリハリをしっかりつければ、満足度の高い家づくりが可能です。
Q3. 「坪単価」だけで建築会社を比較しても大丈夫?
A3. いいえ、坪単価だけで比較するのは危険です。「坪単価」にどこまでの費用が含まれているかは、建築会社によって定義がバラバラだからです。本体工事費しか含まない会社もあれば、一部の付帯工事費まで含む会社もあります。安く見えても、後から追加費用がたくさん発生するケースも少なくありません。必ず「総額でいくらかかるのか」を確認するために、複数社から詳細な見積もりを取って比較しましょう。
Q4. 住宅ローンの審査では主に何を見られますか?
A4. 金融機関は、申込者がきちんと返済を続けられるかという「返済能力」と「信用力」を総合的に判断します。主にチェックされるのは、①年収と返済負担率(年収に占める年間返済額の割合)、②勤務先と勤続年数、③現在の健康状態、④クレジットカードや他ローンの利用状況などの「個人信用情報」です。過去に延滞などがあると審査に影響する場合があります。
Q5. 頭金はゼロでも本当に大丈夫?デメリットはないの?
A5. はい、頭金ゼロ(フルローン)で家を建てることは可能です。手元に現金を残せるという大きなメリットがあります。ただし、デメリットも理解しておく必要があります。それは、①借入額が増えるため、総返済額(利息含む)が多くなること、②毎月の返済額が高くなること、③金融機関によっては金利が高めに設定される場合があること、です。ご自身の貯蓄状況や将来のライフプランと照らし合わせ、慎重に判断することが大切です。
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まとめ:自分たちの予算に合った理想の家づくりを始めよう
土地込みの注文住宅にかかる費用について、具体的なイメージは掴めたでしょうか。
長い記事になりましたので、最後に大切なポイントをもう一度おさらいします。
・予算計画の鍵は、黄金バランス「土地3:建物7」を意識すること。
・無理のないローン計画は、借入額「年収の7倍」を目安に考える。
・後悔しないためには、土地探しと会社選びは「同時並行」で進める。
・コストダウンと満足度を両立させるには「複数社の比較検討」が何より重要。
家づくりは、多くの人にとって一生に一度の大きなプロジェクトです。そして、それは「情報戦」でもあります。何も知らないまま話を進めてしまうと、気づかぬうちに損をしたり、後悔に繋がったりすることもあります。
あなたの不安を希望に変え、理想の家づくりを成功させるための最初の、そして最も重要な一歩は、「複数の会社のプランや価格を比較し、自分たちの物差しを持つこと」です。
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